訳ありで、年末年始は超節約のお正月

おせち?それっておいしいの?
もうそんなお正月を何年続けているでしょうか。
明けましておめでとうございます😊㊗
今日は少し、おせちの想い出です。
昭和のおせち
幼い頃は、母がしっかりと4日くらい前から、おせちの準備をしていました。
伊達巻と卵焼きだけは、近くのお寿司屋さんに予約して作ってもらったものでした。
我が家のおせち
・昆布巻き
昆布巻きは、ゴボウ巻とワカサギ巻
・栗きんとん
白花豆のきんとんも作っていました。
これは父用の甘さ控えめ
・黒豆
黒豆の中に入っている赤いちょろぎが好きでした。
・筑前煮
・鶏手羽とゆで卵の甘辛煮
・川魚(小魚・ハゼなど)の甘露煮
・数の子
・いくら
・エビの塩焼き
・タケノコの煮物
・レンコンのゆず風味の酢の物
・ほうれん草の白和え
・こんにゃくとさつま揚げの煮物
そして、お寿司屋さんの伊達巻と卵焼き。
魚屋さんで買ってきた酢タコ、かまぼこ。
ああ、懐かしい♥
こんな感じでした。
昭和の三段お重は、たぶん、地方の違いはあっても、おおむね、こんな感じじゃないでしょうか。
昭和のお母さんの愛情おせち
昭和のお母さんたち、不便な台所で、よくこれだけのものをつくりましたね。
数日前から、ちゃんと3日分、しかも、お正月の来客が来ても、お出しできる分まで、大きな鍋で作っていました。
うちは、七輪を出して、外で、大きな鍋で、昆布巻きや小魚の甘露煮を作っていました。台所のコンロでは、食事の支度の度に、鍋を下ろさなければいけません。
当時だって、お店で買えるおせちメニューは、それぞれ揃っていました。しかし高いですからね。
だから、ひょっとして節約してたのかなと、今になって思いますけど^^
これは、あくまでも、私にとって遠い昭和のお正月の想い出の味です。
今では、そこまでそろえる余裕もないし、それほど作っても食べきれません。
現実の今のお正月
基本、もう20年近く、年末年始は、年越しそばと、お雑煮、せいぜい、買ってきた栗きんとんと、買ってきた伊達巻、買ってきた小魚の甘露煮。お財布と気持ちに余裕があれば、せいぜい、大根やレンコンの甘酢漬けをつくるくらいです。
なんか、寂しいお正月だなあとも思いますが、お正月がいつ来るかは解っているんだから、予算たてれば作れないことはないですね。
しかし、今年は、計画しても多分無理でした。
突発的な出費が8万円もあり、お財布は空っぽのお正月を迎えました。
お餅は、最高だったお正月
しかし、農家の幼馴染が、つきたてのあったかいのし餅を届けてくれたので、とっても美味しいお雑煮を食べることができました。
ひょっとして、ここ10~20年で、一番の贅沢なお正月だったかもしれないです。
次のお正月こそはと思うけど・・・
お正月早々、来年のことを言ったら、鬼が笑うと言われそうですが(昭和的思考w)
来年こそは計画的に、少量でもいいから、ミニおせちをつくりたいと考えています。
もちろん工夫節約しながらですが、作ることで、新たな年を迎える感謝を味わいたいです。
おせちを気張って豪華にお正月を祝う意味
おせちを食べるお正月を迎えることの意味のひとつとして、その年一年、食べものに困らないようにという願いを込める意味もあります。
精いっぱいの「食への感謝」とともに始まる日本のお正月。
だんだん簡素になってるけど、その気持ち忘れたくないですね。
