自律神経失調症が増えてる?!原因と精神病との関係と違い

自律神経失調症の人が増えてる?!

この数年で、世界的な疫病の流行で仕事を追われたり、先の不安を感じたり、体調を崩したり、自宅待機になったり、ありとあらゆる不幸や不安にみまわれた人がたくさんいます。
そのようなことも、大きな原因になっているのではないかと言われているのが自律神経失調症の増加です。

疫病流行のち、1年~2年くらいから、どこが悪いというわけでもなく感染しているわけでもないのに精神的不安定や、肉体的にも体調が悪くなったと訴える人もいます。

生活の大きな変化と社会不安は、感染していなくても、ワク有無関係なくても、様々な体調不良を起こす原因となりました。

自律神経の働き

自律神経の不調は、交感神経と副交感神経が相互に順調に働くことができなくなったときに起こる体調の不良のことです。

交感神経の働き

活動的にしているときに、脈や呼吸、血流などのを整えるために作用しています。

副交感神経の働き

比較的リラックスしている時、心身を休ませている時に働きます。体温調整や消化も助けてくれています。

このふたつは、どちらも大切な役割があり、体と心が置かれているその時の状況によって、この二つの神経のどちらかを活発にさせたり弱めたりしながら、体のバランスをとっています。

自律神経が乱れた時に起きる症状

眼球の乱れ
眼球が不安定になる。眼球の位置が変わりやすい。

体重の変化
食欲や代謝が変化し、体重の変動することがある。

睡眠障害
睡眠の質や睡眠時間が崩れ、または変化したり、睡眠障害が起こることがある。

不安や緊張
過度なストレスや不安を引き起こすことがある。

胃腸の不調
胃や腸の働きが崩れることがあり、胃腸のトラブルが起きることもある。

※ただし、これらの症状には、個人差があります。自律神経の乱れの程度や、その原因によっても異なりますから、体調が不調になった場合、自律神経失調症かなと思ったら、一度、必ず医師に相談してみることも大切です。

自律神経失調症の原因

原因には様々ありますが、以下が、ほぼ一般的なものです。

ストレス
長期的なストレスや緊張が自律神経のバランスを崩す。

疾患によるもの
糖尿病、パーキンソン病、アレルギー等が自律神経の乱れを引き起こすことがある。

薬物やアルコールによるもの
ストレス軽減薬、抗不安薬などの薬物、あるいはアルコールなどが自律神経の乱れを引き起こす。

代謝異常
酸素欠乏・栄養不足などが原因で代謝異常を起こして、自律神経の乱れを引き起こす。

年齢
年齢とともに自律神経の機能が低下していく場合もあります(※これは、後日、別途記事を書きます)。

上記が、一般的な原因ですが、複数の原因が重なることもあるし、関連する個々の原因の何が大きく作用しているかは、もちろん個々人により差ががあります。

 自律神経が乱れた時に、おこりがちな症状

・だるい
・なかなか眠れない
・頭痛
・食欲不振
・下痢
・便秘など
・発汗
・ほてり
・動悸(どうき)
・息切れ
・めまい

・イライラすることが増えた
・不安になりやすい
・やる気がでない
・パニックになる

自律神経失調症 と精神病 をひとくくりにする風潮がひと昔前まではありましたが、これはまったく異なる病気です。

しかし、多くの病気に精神的な部分が関連してくるように、また、相互に影響しあうように、自律神経失調症も、その症状へのストレスや不安で、精神的に一部の関連性を持ってしまう場合もあります。

 

自律神経失調症は、体の生理的な不調による症状

自律神経の機能低下や、その乱れにより引き起こされる生理的症状が自律神経失調症です。血圧・心拍数、消化、代謝など、自律的・生理的機能を制御する自律神経が不調をきたすのが原因です。

精神病(大枠で)
精神や感情に関連する病気のこと。一言でいうと心の病気を指します。
近年、増えていると言われる精神的な病は、うつ病、パニック障害、強迫性障害などですが、これらは、日々のストレスや何らかのトラブル、生活する上でのストレス、社会不安など、環境的要因も、多くの要因となっているようです。

自律神経失調症と精神病は、重なり合うパターン
重なるストレスや心にダメージが起きるようなトラブルなど、環境要因と呼ばれる原因により、自律神経の乱れが誘引され、その結果、精神病を引き起こすこともあります。ですから、自律神経の乱れを改善することはとても大切なことです。

環境的要因や社会的要因をなるべく遠ざけるのが第一歩だが・・・

ライフスタイルの状態によって、なかなかストレスやダメージが大きい環境要因(仕事や生活状況)などを改善することが難しく、精神的にもダメージが起きそうな生活を送っている場合がおおいと思います。

できるだけ、心を休めることができるように、現在、その症状の環境要因になっている可能性があるライフスタイルを変える、遠ざかる、遠ざける、少しでも改善する工夫が必要でしょう。

その方法も、なかなか決めにくいい場合もあるでしょう。ひとりで悩まず、医師に相談したり、セラピーやカウンセリングなども有効ですが、とにかく、まずは、体を休めるゆっくりとした時間の流れをつくることも大切だと思います。

 

気持ちを軽くする工夫、楽に生きること、大切ですね😊

自律神経に良い音楽などもおすすめ

(普段は聴かないジャンルや好きなジャンルではなくても割と心が安らぐ場合がありますよ)

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